2009年7月28日火曜日

東京で仕事。夜はFASIDにいたときからお世話になっている


Nさんと食事。


近況報告と現在進行中の課題を相談させていただく。

節目に差し掛かるとNさんにお時間をいただきたくなるのは、

いつも的確なアドバイスを与えていただけるからだと思う。


Nさんは、M1のインターンの時の上司だった。

人生初の上司。

この世のルールをたくさん教えていただきました。


その後、湊さんの下で働いた時期も併せて、

FASIDでの経験が、その後の自分に大きく作用していると思う。


値段に見合った食事だったけど、

「仕事の話をするので離れている席で」とお願いして、

リザーブされていた席は本当に端っこで。

ちょっと減点。

2009年7月26日日曜日

このwebページは、ブログの体をなしておりますが、


ブログではないので、時系列ではあまり機能しません。


左にあるラベルを多用して、ご覧ください。


研究室連絡先は、下記のとおりです。


〒370-0801
高崎市上並榎町1300番地
高崎経済大学地域政策学部
黒川研究室
027-344-7591
kurokawa@tcue.ac.jp

2009年7月24日金曜日

学生からの返信メールがシンプルすぎて、


どうかなあと思うことがあるのは、



彼らが携帯でメールしているからだ、

ということに気付いた。



通常、PCでビジネスメールするときは、

宛名や、挨拶から入って、

最後には自分の名前などで締めると思うが、

携帯メールではそんなもんをいちいち入れない。



唐突に用件だけ返信してくる。



「了解です、やっときます。」



「行けますけど。」



「明日の2時ごろ開いてますか?」



とかいう感じ。



多分、携帯同士でメールしている分には、

会話(チャット)のような感じでしっくりくるのだろう。

大体はオンタイムで受け取ることになるしね。



しかし、こういう返信をPCで受け取って読むと

ドライすぎる。



まあ、いちいち気にしてたら疲れるから、

がんばって慣れよう。



でも、就職活動の時とかは気をつけた方がいいと思うよ。

2009年7月23日木曜日

現場にて。



2002年度末ごろからお世話になっているバンコックのサイトで

近々大きな変化がある。


どのように変わっていくのか楽しみだが、

現場は確実に移り変わっていくものだと感じた。

いつまでも待ってはくれない。


いろいろ考えていると、この先成果を出せるのかどうか、

ちょっと緊張した。

交渉継続できるか。

帰りの車の中で、この現場でやってきたことを振り返った。

どれだけ通いつめたことか。

その帰結が今日か?まあ、早く手を打っておかなかった自分も悪いか。


今日もOunut経由ですませた。

いろいろ考えるとこのルートはコスト減に貢献しているのかは不明。

2009年7月22日水曜日

今さらですが、


PDFで論文を管理する時代になっている。

先行研究などの収集、共有、整理が楽になった。


学生時代に一所懸命コピーしていたころが懐かしい。

もう図書館の地下で汗だくになっている院生はいないのだろうか。



同世代とこの話をすると、「今の子は何か足りないんじゃないか」
という話で終わる。原データとかを鳥瞰しないと掴めないものがあるのではないか。

2009年7月20日月曜日

2006・2007年ごろに旧webページに掲載していたゼミ案内です。今の研究室とは少しテイストが異なっていますが、懐かしいので残しておきます。


1. 内容

開発途上国の経済問題や戦後復興を取り扱う開発経済学のゼミです。

本研究室では、開発経済学の中でも、技術移転、地域開発、中小企業振興などの工業化、製造業部門を中心に取扱っていますが、他分野のテーマにも積極的にチャレンジすることを心掛けています。現在、コラボレータの多大なる御協力を得ながら、「社会的環境管理能力研究」、「人力車と途上国の都市交通研究」といったプロジェクトも進行中です。

また、国内研究においては、群馬県の太田市・大泉町をフィールドとして、増加する外国人労働者の存在に注目し、彼らが地域経済の中でどのような役割を果たしているのかを研究しています。


2、 入ゼミ希望者へ(黒川より)

将来の就職などは、どのような学生生活を送ったのかというところに関係してくると思います。しっかり勉強して、自分を成長させた人は、高い所得や希望のポストにたどり着くことでしょう。

黒川研では、開発の勉強を通して、コンピュータ、ドキュメンテーション、プレゼンテーションなどのスキルを身につけていってもらうことを念頭においています。そして、開発の現場をはじめとして、社会で役に立つ人材を育成していきたいと思っています。

幸い、優秀な学生ばかりが集まっており、目下、うちの研究室は「ヒト」で成立しています。これからも、この状態が続くようにと祈りながら新入生を待っています。



3、 入ゼミ希望者へ(学生より)

黒川先生のゼミは確実に力が身に付くところです。様々な知識を学び、それを自分のものにしていく事で自分に自信が持てると思います。みなさんも一緒に頑張りましょう!≫伊藤(B4)


このゼミはまだ発足してから2年目の非常に若いゼミです。ですが、やっている研究・理論は非常に奥が深く、しかも内容が日本国内にとどまらないため、外国についての知識、見識を磨くことができます。僕らと一緒にこのゼミの歴史を創っていってくれる方のお越しを心よりおまちしています。≫色川(B4)


黒川研は、とにかく力のつく研究室です。開発経済はみなさんにとってはあまりなじみのない学問かもしれませんが、開発をテーマとして、現在起こっている社会の事象を理解できるとても楽しい研究室です。また、海外を事例として取り上げることも多く、興味の持てる内容になっているのではと思います。みなさんもぜひ黒川研究室に入ってみてはいかがでしょうか!≫小原(B4)


黒川研究室では、専門書の輪読による基礎理論の習得はもちろんですが、それ以上に研究活動を通じて様々なスキルを身につけることに重点を置いています。所属して約一年になりますが、だいぶ鍛えられたと思います。また、研究活動や飲み会などを通じて、ゼミ生の絆はとても強くなっており、プライベートでもよく遊んでいます。一緒に研究を頑張れる“二期生”をお待ちしています。≫下島(B4)


自分の国にいるときに、主に先進国型の市場経済を前提とした経済理論及び経済構造を勉強していました。先進国が開発途上国の経済問題についてどのように取り上げているのか、また、市場経済理論が機能しない国にどんな開発手法は適応なのか、黒川先生のゼミで開発経済論の基本理論と開発手法を勉強しています。≫鄧(B4)


黒川研究室はやりがいがある研究室です。 ひとつの事柄を自分の頭で自分なりに考える力が身につく気がします。 こういうことって、あたりまえだけど意外と難しいですよね。 とにかく、この研究室で行う活動ははいい経験になるってことです。≫遠山(B4)


経済学とありますが、途上国などの海外に興味のある人でもO.K.だと思います。メリハリのついた学生生活が送れます。≫蜂巣(B4)

2009年7月19日日曜日

1999年度~2006年度の研究業績です。



2006

Kurokawa, M., Techakanont, K. and Takahashi, Y. (2006) "R&D Capability development for Automotive Industry in ASEAN Region", The 5th ASEAN Auto Supporting Industry Conference

黒川基裕(2006)「地域における「ものづくり能力」の構築」、『地域政策研究』 第8巻第3号、高崎経済大学地域政策学会、pp.181-188

黒川基裕(2006)「クラスターマネジメントにおけるステークホルダーの役割」、 長谷川秀男・編、『企業と非営利組織の関係構築ー産業集積と互助ネットワーク 型システムを中心に』、H15-17科学技術研究費・基盤(C)報告書、pp.71-84

宍戸駿太郎・湊直信・Movshuk,O.・黒川基裕(2006)『北東アジアの長期展望-選択的シナリオ』、総合研究開発機構

黒川基裕・編(2006)『群馬調査ー外国人労働者流入によるものづくり現場の変容』、 高崎経済大学黒川研究室

黒川基裕(2006)「地域政策における参加型手法-国際開発学からのアプローチ」、 佐藤徹・増田正・櫻井常矢・友岡邦之・編、『地域政策と市民参加』、ぎょうせい

高橋与志・黒川基裕(2006)「タイ系自動車部品メーカーにおける製品開発能力 の構築」、『アジア経営研究』、第12号、アジア経営学会


2005

Shishido, S., Kawakami, A., Kurokawa, M., Movshuk, O., and Tamashiro, K. (2005) "Policy Simulations with an Integrated Model for Japan and Northeast Asia", The 15th IIOA International Conference on Imput-Output Techniques

黒川基裕・編(2005)『群馬調査-地域における外国人労働者の流入と地域政策』、高崎経済大学黒川研究室

黒川基裕(2005)「「ものづくり能力」の構築とクラスターマネジメント」、高崎経済大学付属産業研究所編、『循環共生社会と地域づくり』 、日本経済評論社、pp.190-218

黒川基裕(2005)「マクロモデルを用いたODAインパクト分析の課題と展望」 東南アジアの経済社会地域変動研究会『東南アジアの経済社会地域変動 研究』、新潟大学大学院現代社会文化研究科特別研究プロジェクト研究報告書第5号 、pp.1-11

黒川基裕・高橋与志・Kriengkrai Techakanont(2005) 「タイ系自動車部品メーカーにおける製品開発能力の構築」、第16回国際開発 学会全国大会

黒川基裕・高橋与志(2005)「ローカルサプライヤーにおけるエンジニアリング能力の形成-タイ国自動車産業を事例として」、『アジア経営研究』、第11号、アジア経営学会、pp.109-117

黒川基裕・高橋与志(2005)「東南アジアの都市機能における人力車の役割」、第6回国際開発学会春季大会


2004

Takahashi, Y. and Kurokawa, M. (2004) "Social Capacity Development for Industrialization and Advanced Manufacturing, Estimation of the SCI and SCAM Indicators" Proceedings of the Social Capacity Development for Environmental Management and International Cooperation, The Second Expert Meeting on SCEM, Vol.2, pp.207-218

高橋与志・黒川基裕(2004)「途上国における技術移転方法をめぐる議論-タイ国自動車産業を中心に」、『アジア経営研究』、第10号、アジア経営学会、pp.105-112

高橋与志・黒川基裕(2004)「ローカルサプライヤーにおけるエンジニアリング能力の形成-タイ国自動車産業を事例として」、アジア経営学会第11回大会

高橋与志・黒川基裕(2004)「企業の社会的環境管理能力の評価に関する研究-中国自動車産業を事例として」、第5回国際開発学会春季大会

黒川基裕・高橋与志(2004)「日本の自動車産業における社会的環境管理能力の形成過程」、第5回国際開発学会春季大会


2003

Shishido, S. Nakamura, O. Minato, N. Kurokawa, M. and Kawakami, A. (2003) "Japanese ODA to China and Indonesia in the Context of FDI, A comparative Multisectoral Approach" The Journal of Econometric Study of Northeast Asia, Vol.4 No.2, pp.1-29

高橋与志・黒川基裕(2003)「タイ日系自動車企業における教育訓練体系:技術移転の方法論としての視点を中心に」、『国際開発研究』、第12巻、第1号、国際開発学会、pp.115-128

高橋与志・黒川基裕(2003)「タイ国自動車産業における技能検定制度の課題と展望」、『産業教育学研究』、第33巻、第1号、産業教育学会、pp.86-93

黒川基裕・高橋与志(2003)「タイ国自動車産業におけるエンジニアリング能力の段階的形成過程」、第14回国際開発学会全国大会

高橋与志・黒川基裕(2003)「途上国における技術移転方法をめぐる議論-タイ国自動車産業を中心に」、アジア経営学会第10回大会


2002

黒川基裕(2002)「マクロモデルを用いたODAインパクト分析の課題と展望」、『東南アジアの経済変動と地域経済社会』、新潟大学大学院現代社会文化研究科 、forthcoming

黒川基裕(2002)「日本の対タイ直接投資とタイ国地域経済構造:地理的分布と経済効果モデルによるFDIインパクト分析」、『アジア経営研究』、第8号、アジア経営学会、pp.81-89

黒川基裕(2002)「タイ国の中小企業振興とベンチャービジネス」、『地域開発とベンチャー企業振興に関する研究』、新潟大学大学院現代社会文化研究科、pp.35-45

黒川基裕(2002)「タイ国の地域経済構造-地域間経済格差の形成と展開」、新潟大学大学院現代社会文化研究科、博士(経済学)学位論文


2001

黒川基裕(2001)「タイ国の地域間格差と地域別企業立地」『現代社会文化研究』、第20号、新潟大学大学院現代社会文化研究科、pp.51-71

黒川基裕(2001)「タイ国の工業化と製造業の地域別企業立地」、『新潟経済地理学会年報』、第11号、新潟経済地理学会、pp.1-7

黒川基裕(2001)「タイ国における日系自動車関連企業の技術移転-生産・品質管理の現状と課題」、第12回国際開発学会全国大会

宍戸駿太郎・中村治・湊直信・黒川基裕・川上彰(2001)「中国とインドネシアに対するわが国のODAの比較研究」、第12回国際開発学会全国大会

黒川基裕(2001)「タイ国の工業化と地域間格差の形成に関する研究」、第38回日本地域学会年次大会

黒川基裕(2001)「日本の対タイ直接投資とタイ国の地域経済構造」、アジア経営学会第8回大会


2000

黒川基裕(2000)「バンコックの都市化とタイ国の地域経済構造」、『現代社会文化研究』、第18号、新潟大学大学院現代社会文化研究科、pp.157-176

黒川基裕(2000)「書評-大野健一著『市場移行戦略』、有斐閣、1996年」、『新潟経済地理学会年報』、第10号、新潟経済地理学会、p.29-34


1999

黒川基裕(1999)「日本の対タイ直接投資とタイ国の経済発展」、『現代社会文化研究』、第16号、新潟大学大学院現代社会文化研究科、pp.175-197

Kurokawa,M. (1999) "Regional Economic Differential and Regional Development of Thailand" MA (International Development), International University of Japan

2009年7月18日土曜日

黒川基裕(くろかわもとひろ)履歴



1973年 京都市生まれ

1997年 甲南大学経済学部卒業

1999年 国際大学大学院国際関係学研究科修了・修士(国際開発学)取得

2002年 新潟大学大学院現代社会文化研究科修了・博士(経済学)取得

2002年 タマサート大学経済学部客員研究員(FASID研究フェロー)

2003年 高崎経済大学地域政策学部・講師

2006年 高崎経済大学地域政策学部・准教授、現在に至る


その他、1997年(当時M1)にFASIDリサーチインターン、
2001-2002年(当時D3)にFASIDリサーチアシスタント、
を務めていました。

2009年7月17日金曜日

黒川研究室2009-2010研究室体制




M研究生

Pham Hong Giang



B4生

岡田宰

久保麻奈美

佐藤友治

武重俊輔

田島辰太郎

生天目千尋

橋本隆寛

宮崎裕太郎

渡辺万里子

巴東



B3生

大内朝斗

大野豪紀

金久輝彦

佐古知英美

滝沢真那美

遠塚谷禅

牧野麻子

間宮進

朗多



本年もよろしくお願い申し上げます。

2009年7月14日火曜日

renewal

今日から黒川研のwebページが新しくなります。


前のバージョンは、08卒業生が作ってくれたすばらしいものだったのですが、

あまりにも更新を怠ってしまったので、ここにブログを導入し、

皆様への情報発信と研究室体制の強化を促進します。



研究成果や仕事の進捗状況を積極的に公開するのは、好みではありません。

しかし、黙っていると誤解を招くこともあるし、

研究室の仕事に対する理解があまり進んでいないと感じることもあるので、

最低限の記録を残していくことにします。

よろしくお願いします。