2010年11月30日火曜日

昨日と今日は、

TICEF
Thailand International Creative Economy Forum

今回は、工業省(MOI)ではなく商業省(MOC)主催。
それはそれで大事な話。






黒川研としても、専門ど真ん中です。
テーマがテーマだけに、オシャレというか豪華でした。






アカデミックな雰囲気を排してみたり。






この領域に参入しているのは、UNESCO、UNDP、WIPO。
ブースを出していないUNIDOは周回遅れ。






こういうのがcreative industry、その集合体がcreative economy。






traditional medicineもcreative industryです。






local designの代表格もラインアップ。






カービング職人のこだわりツール。






評価が上がってこないタイスイーツ。見た目はいいけど。






タイアニメーション界のエース、shelldon。
プロデューサーの方としっかり話せました。






ちゃんとブランドマネジメントすれば、富の連鎖が広がっていきます。
creative economyな。






デザイナーの表彰式と若手デザイナーのファッションショー
を兼ねたレセプションにも力が入っていました。






全体を通して気になったのは、artとdesign、artistとdesignerが
creativeという言葉でまとめて取り扱われていた点。

ここを整理しなければ、産業振興にならないし、
人材育成にも方向感がなくなる。

「どの国もcreativeなんだけど、性格が違う」というWIPO
のプレゼンにあったように、
素晴らしい才能をものづくりの工程に落とし込んでもらう
仕掛けづくりが重要だと思います。



その他、プレゼン、スライドのトレンドも勉強になりました。


・とにかく密度が薄い。オーディエンスが消化できる分量に
徹底的に絞っている。

・文字数が少ない。(IUJでは、「3行以上書くな!」といわれてたけど
その通りの人が多かった)

・でも、字は小さい。

・やっぱりソリッド、許されるのは3色までか。

・背景の領域が大きい。もちろん白ばっかり。



だって、こんなんやぞ。






あと、企業の人が宣伝を織り込んだり、
アーチストが自分の作品をプッシュしたりすると
見え見え過ぎて、場がシラける。




最後に、これから頑張っていかなければならない学生のために、
売れっ子デザイナーの発言を載せておきます。



私は、チャラいし可愛いから誤解されるけど、
むちゃくちゃ努力して、むちゃくちゃ働いてるから
売れてるだけのこと。
ただそれだけ。仕掛けなんかない。

毎日2時とか3時まで働くし、
急ぎの仕事を一晩で仕上げたりしている。
だからまた仕事がくる。

クリエイティブは、ルーズで、だらし無くて、なんて嘘。
そんな人は売れない。
納期もオーダーも絶対。

売れてるからって、そこで止まったりしない。
毎年新しい目標を立てて、
それをクリアするようにしている。
だから売れ続ける。

see ?

2010年11月25日木曜日

新潟に関連することで動かなくてはならず、
新潟大学時代の同期や先輩と電話したりメールしたりした。

なんか懐かしかった。
アドレス探すために古いメール見てたら、いろいろ思い出して。

D2のころから、「みんなでなんかやりましょうね」
と模索していた気がするのですが、
来年あたり、本当になんかできるといいですね。


もう、あんまり時間ないかもしれないし。



三上君に伝言、

今週の前半、仕事で寄ったUNESCOにて、
インターンやっている花井君とお会いして、その夜飲んだよ。
名古屋で同期なんだってね。

メールとか残しておくといいと思うよ。

2010年11月11日木曜日



最近の技術メモ、

良いクリエイティブ=思考が広く拡散している

思考の拡張度合いの測定方法の検討
発想に至るまでのシークエンスの評価方法

日常生活での経験、情報収集活動との関連性
結びつけるチカラ?
具現化する体力?



年末が近づいてくると、やはり忙しくなってきた。
ログに残せない仕事も例年この頃から増え始める。

「ギルティ」と「フリーター」でなんとか今年を乗り切りたい。



写真は最近のオフィス訪問者。天井裏より。雨季ですから。