2010年4月28日水曜日

深刻な方向に向かっているデモ活動。

「竹」かよ。




そういえば、ここも竹だった。




国境沿いのミャンマー軍駐屯所。

話を元に戻すと、先週末から緊張感が増していることは確かです。




あまりいい情報が入ってこないので、
一時的に少し離れた所へ避難しました。

今週は通勤が大変です。
今日は、タイヤで線路をせき止められて、BTS動かなかったし。

こんなときに、電話やメールで連絡を取ってくださったり、
避難の手引をしてくださる皆様には、
頭が上がりません。

2010年4月21日水曜日

研究室を片づけたので、以下の通りログを残しておきます。

2008年度生は懐かしいか?

またこんな時代が来ることを祈って。


2010年4月19日月曜日

長引く赤シャツ(UDD)のデモ。

道路に陣取って都市生活にダメージを与えている皆さんのライフが、そこにはある。




散らかっていた路上にも秩序が生まれたり。




アジテーションとミニコンサートを交互にして、参加者のテンションを保っている。

ノウハウがありますね。


明日もいいことが起きそうにない。

2010年4月13日火曜日

B2生の皆様へ。


黒川研の選考については、

例年通り希望調査票による審査となります。


開発経済学については、渡辺先生の講義などを参考にしてください。

ちなみに渡辺先生はむっちゃ友達なので、

開発に対する考え方は同じだと思ってください。


また、ゼミ見学については、本年度御担当くださっている秋谷先生にお願いしてください。

2010年4月10日土曜日

長引くデモ活動は、一昨日あたりから勢いを増している。


アジテーションのボリュームも大きくなっているような。

夜寝られない人もいるでしょう。


今日はついにBTSが全面運休してしまった。

MRTは運行中。


今日は朝からセキュリティメールがバンバン入っている。

軍の方もいよいよといった感じで、テレビのリポートにも緊張感がある。


いよいよ仕掛けるのか。

2010年4月9日金曜日

今回のデモに関して、「タイ経済は大丈夫か」と問う人がいるが、

まあ大丈夫でしょう。



タイ専門家でもないし、政治専門でもないので今回の活動について評価できませんが、

経済活動への影響に関して言えば、

ここまできたらちょっとのことで直接投資は引き揚げられません。

もうロックイン効果が働いていて、いちいち引き揚げる方がコストフルになるから。


もちろん、短期では観光、商業活動に影響が出ていて、

このデモにも意味があるということになる。

2010年4月8日木曜日

この前のretreatを振り返って。


南南協力への高い関心は、


「もしかしたら自分たちよりうまくやってしまうのではないか」


という不安と


「自分たちの仕事の専門化は意外と進んでいないのではないか」


という不安で構成されているのではないだろうか。

2010年4月7日水曜日

黒川研究室2010-2011研究室体制



演習Ⅰ・Ⅱ担当

秋谷公博(東洋大学・国際地域学部・助教)


開発経済学・アジア経済論担当

渡辺松男(新潟県立大学・国際地域学部・准教授)


在外

黒川基裕(UNIDO・バンコック地域事務所・研究フェロー)


M1生

佐藤友治


B4生

大内朝斗

大野豪紀

金久輝彦

佐古知英美

滝沢真那美

遠塚谷禅

牧野麻子

間宮進

朗多


B3生

安達里絵

飯塚和成

木村亮介

関口和真

田中康裕

幡豆絵里

松本直也

武藤沙紀

村上亜衣夢

李麗


先に書いた事情により、変則的な体制ですが、どうぞよろしくお願いします。

2010年4月6日火曜日

バンコックにおける「赤シャツ」のデモ活動の占拠範囲が拡大している。


今日は、一時デモ拠点にあるBTSラチャダムリ駅がクローズされた。

仕方なくチットロム駅まで歩いてシーロムに移動。


ところがその後、シーロムの友達の事務所で仕事してたら、

目の前のサラディーン駅もクローズされる。

この日は、デモが移動したため、それに連動してBTSの駅も

順番にクローズしていたということらしい。

自分の移動もデモと連動していたことになる。


2時間ぐらい余分に時間をつぶして夕方にやっと帰れた。

その時はラチャダムリ駅も開いていた。

2010年4月5日月曜日

今日までの3日間、オフィスのretreatで北部のチェンライ県を訪問した。


ドイトンの地域開発について徹底的にいろんなものを見せていただいた。

この辺りは、ゴールデントライアングルとして知られている地域で、

このドイトンのプロジェクトは麻薬撲滅の活動としても

高い評価を受けている。


工業化のニーズはどこにでもあると思えたし、

新しいオフィスのみんなとコミュニケーションをとる機会も

たくさんあったので、本当に意義のある3日間でした。


今回の現場では、


効率性や収益性を上げたいけれど、コミュニティビジネスという点では

労働集約性を結構長い期間維持なければならない、


という点と、


ある程度発展した地域を、その後どこに導いていくのか、


という点について考える機会があった。


ちょっと動かしては止めて、またちょっと動かしてというマカデミアナッツの工場にて、

最初は違和感があったけど、

「ああ、まあ、農村工業はこれでいいんだな」と。

この地で生産マネジメントとか言っても響かないだろう。

工程があそびだらけの織物工場も今はそのままでいい。

2010年4月1日木曜日

このブログの流れとしては突然かもしれませんが、

本日より1年間、大学を離れてUNIDO(国連工業開発機関)

バンコック地域事務所にて勤務することとなりました。


このことに伴って、
研究室のプロジェクトなどは一時的にお休みをいただくことになりますが、
どうぞご了承ください。

何かございましたら、下記連絡先へお願いいたします。


黒川基裕
Motohiro Kurokawa, Ph.D.
Research Fellow,

UNIDO regional office in Bangkok
5th Fl. Dept. of Industrial Works Building
57 Phrasumen Road, Banglamphoo, Pranakorn, Bangkok 10200 Thailand
Phone: +66-2-280-8691 (ext.114)
Fax: +66-2-280-8695
Mobile:
Mail: m.kurokawa@unido.or.th

現地の携帯電話番号は、前のままです。


尚、先に少し書きました通り、2010年度の演習については、
東洋大学の秋谷先生にご担当いただきます。

また、開発経済学、アジア経済論の講義は、
新潟県立大学の渡辺先生にご担当いただきます。


研究室の皆さんは、期間限定の良質な教育を大いに楽しんでください。


日本でも報道されているバンコック市内の親タクシン派デモは、

UNビルの真ん前を拠点の一つとしており、なかなかいろいろ大変です。


ちなみにUNIDOのオフィスは、そこから車で10分ほどの

UNICEFやFAOと同じエリアにあり、今のところ周辺は平穏です。