一昨年度に卒業してチュラでタイ語を頑張っている
08年生の内山が近況など投稿してくれましたので、
下記に掲載します。
内山美百季(Miyuki Uchiyama)
2008年度卒業(第3期生)
卒業後、タイ国バンコック、チュラロンコーン大学文学部インテンシブ・タイコースにてタイ語を勉強中
・学生時代
「もっと学生っぽく遊んでおけばよかった」。振り返ると勉強以外はバイト漬けで、高校時代に思い描いていた『オレンジデイズ』のような大学生活は想像に終わりました。
大切にしていたことは、「出逢い」。黒川研究室に入り、素晴らしい先生、先輩方、同期生や後輩たちに出逢えたこと、再びタイ国と関われたことは大きな出来事です。時には早朝から、時には深夜にまで及んだ研究活動。また、他国の人と一緒に仕事をするチャンスを与えられ、社会人の輪に入って会社側の目線からものごとを考える勉強ができたことは、とても貴重な経験です。親しく接してくださった先輩方、同期生の仲間、仲良くしてくれた後輩たち、そして黒川先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
・タイ国での生活の様子
平日は大学へ通い、休日は宿題をやったり、友達と出かけたりしています。
物価は、屋台での食事なら30B(1B≒3円)、缶コーラは14B、一人暮らし用アパートの家賃は6000~8000B程度です。
バンコックの街を歩くと、社会的格差がはっきり見受けられます。高級デパートの向かい側では物乞いの姿、小さな川沿いにはスラムが形成されています。
国民の約90%が仏教を信仰、約4%がイスラム教を信仰するタイ国では、宗教と人々の生活が密接に関わっているため、日本ではほぼ無縁だった宗教について考える機会が増えました。私が住む地区では、イスラム教のコーランが流れる中、仏教僧が托鉢をしています。
・チュラロンコーン大学文学部インテンシブ・タイコース
タイの東大と言われる同大学文学部付属の外国人向けタイ語コースです。約1年間でコース一通りを学ぶことができ、全くの初心者レベルから、タイ語新聞を読めるレベルまで力をつけることができます。
「Intensive」。その名の通り、授業難易度は高く、授業速度、授業料は他の語学学校の約3倍ですが、その分、先生の教え方や授業内容の質は高く、生徒のモチベーションも高いです。タイ語の勉強をゼロから始めた私にとっては、毎日の授業についていくのがやっと。幾度かくじけそうになりましたが、負けずにここまで達することができたのは、励ましあいながら踏ん張って勉強を続けた仲間の存在や、周囲の方々のサポートのおかげです。
また、生徒は世界各国から集まるので色んな国の友達もでき、タイ語の授業を通じて各国文化や考え方の違いを知ることができるのも面白いです。
・今後
2010年6月末にコース修了後、習得したタイ語を活かし、日タイ両国に関われる企業での就職を希望しています。そして、タイ国と私を結びつけてくださった方々に、何らかの形で恩返しできたらと思っています。
・後輩のみなさんへ
私が学生生活を通じて学んだことから、後輩のみなさんへメッセージです。
まず、「今しかできないことをやる」。仲間と共に鬼課題に取り組むことも、遊びに出かけてバカ騒ぎすることも今しかできません。学生という身分は、神様級なほど貴重なものだと思います。今しかできないことを今やり、また、自由時間は是非、様々な分野にチャレンジする時間に充ててほしいです。
そこでは、ピンチに陥ることもあるかもしれませんが、自分もしくは自分を取り巻く環境と向き合う良い機会だと思います。「ピンチはチャンス」。辛いことがあっても、諦めることはいつでもできるから、まずは立ち向かって闘ってほしいです。
また、新たなチャンスを与えられたのなら、その貴重な「チャンスをものにする」べく、精一杯挑んでほしいです。「できるかな?」と考えるのではなく、自分の意志をもって、できるようにどうにか道を探し、切り拓いていくんだと思います。
「無駄な経験なんてない」から、positive thinkingで素敵な学生生活を送ってもらいたいです:D
ゼミ長だった内山さんには、B3時代B4時代ともに
大変助けてもらいました。
RTVまわりのプロジェクトは、
内山なしで成立しなかったと思います。
今年はなかなか忙しくて、
まだ一度も会えてないけど
近々ごはん行けるといいですね。