卒業後、京都に行った
2012年生の森尻君が近況を送ってくれました。
いろいろな活動を通じて、
また開発の世界に戻ってきてください。
こんにちは、黒川ゼミ13年卒の森尻唯心です。
私は実家が浄土真宗の寺ということで、卒業後、就職せずに京都の大谷大学真宗学科3年に編入しました。(浄土真宗大谷派では浄土真宗のことを真宗と呼びます)
知っている方もいらっしゃるかと思いますが、浄土真宗大谷派は、東本願寺を総本山とする宗派です。浄土真宗では寺を継ぐ住職となるための資格が必要であり、また浄土真宗についての知識も全くない状態でしたので、京都で再び勉強することにしました。2度目の大学生活ですが、京都という慣れない土地で悪戦苦闘しております。
黒川ゼミでは主にBOP商品の商品開発を行っていましたが、こちらのゼミでは浄土真宗にとってとても重要な書物である『歎異抄』の原典にあたり、古文書のような状態の考察を主に行っています。また、取得しなければいけない単位も多くは文献の考察などが多いです。とにかくたくさんの本を読み、自分で考えることがとても大切なようです。
大谷大学では、『開発』ではありませんが、「大谷大学TAT(Tomo ni Ayumi Tai/ Transcending All Together)」という学生を中心とした団体が、先の東日本大震災での被害が大きかった、宮城県石巻市内・仙台市内で定期的に活動、支援を行っています。
一つの地域に密着し、「ともに寄り添う」をテーマに継続的に支援を行っているようです。黒川ゼミでの商品開発や、支援の在り方へのヒントや参考になるかもしれません。
そのほか浄土真宗大谷派という宗教法人としても、復興支援を行っています。
また、大谷大学のOBである栗田 暢之さんが代表理事を務める「NPO法人レスキューストックヤード」という団体も被災地で様々な活動を行っています。
大谷大学TAT 公式ブログ
真宗大谷派 現地復興支援センター
NPO法人レスキューストックヤードHP
2013年度第1回“人権問題を共に考えよう”全学学習会
今後、浄土真宗大谷派という宗教法人としての活動について、過去にどのようなものがあったか、現在どのような活動をどれほどの資金を使っているのかについて調べていこうと思いますので、またこちらにて報告させていただきます。
高崎経済大学 黒川研究室13年卒
大谷大学3学年 一楽研究室 森尻唯心